千尋の滝と仙巌園を中心に、屋久島と鹿児島の自然と歴史を楽しむ旅行記。雄大な景観と日本庭園の美しさに触れる。
「鹿児島紀行:西郷隆盛から指宿の温泉まで」と「鹿児島紀行:屋久島の自然と歴史を巡る旅」と「屋久島登山:荒川登山口から縄文杉への道」の続きです。
屋久島の大自然
千尋の滝の壮大な景観
屋久島は年間を通して多量の雨が降ることで知られています。この雨はいく筋もの川を生み出し、岩や山を削りながら海へと注ぎます。その中でも、千尋の滝は特に壮大な景観を持つ場所です。
滝はモッチョム岳の裾に位置する巨大な花崗岩の岩盤を鯛之川が刻むことで形成され、高さ約60メートルの落差があります。千尋の滝は、屋久島を代表する滝の一つで、その中央から大量の水が流れ落ちる様子は圧巻です。
滝の名前は、左側の岩盤が千人が手を結んだくらいの大きさに見えることから「千尋の滝」と名づけられました。昔の人々は両手を広げた長さを「一尋」と呼び、それを身体の物差しとして使っていたことに由来しています。特に雨の後など増水しているときは、迫力のある滝の姿を見ることができます。展望所からはやや遠望になりますが、その雄大な姿は十分に満喫できます。
屋久島からの出発
屋久島とのお別れは宮之浦港から。美しい自然を後にして、次の目的地へ向かいます。
鹿児島の魅力を堪能
鹿児島中央駅と歴史の移り変わり
鹿児島に到着すると、まず目にするのは鹿児島中央駅です。この駅は2004年3月に九州新幹線の部分開業と同時に改名されました。ちょうど20年前の出来事ですね。
仙巌園の美しさと歴史
鹿児島市内の名所を巡る公共観光バスツアーに参加するのがおすすめです。まずは城山展望台からスタート。ここからは桜島、鹿児島湾、鹿児島市街地を一望することができます。
次に訪れる仙巌園は、鹿児島を代表する観光名所です。美しい日本庭園や昔ながらの日本建築が広がり、桜島を囲む錦江湾から指宿の開聞岳まで、鹿児島の豊かな自然と広大なスケールを堪能できます。仙巌園は江戸時代の面影を色濃く残した伝統的な日本庭園の美しさを誇り、四季折々の様々な表情を見せてくれます。ここでは穏やかな時間が流れ、訪れる人々に癒しを提供します。
旅の終わりに
鹿児島空港の夕焼け
鹿児島空港では、美しい夕焼けが迎えてくれました。この風景は、旅の最後に素晴らしい思い出を添えてくれます。
帰路
羽田空港に到着し、新横浜プリンスホテルへと向かいました。充実した旅を振り返りながら、次の冒険に思いを馳せます。
まとめ
この旅では、屋久島の大自然と鹿児島の歴史ある名所を巡ることで、心身ともにリフレッシュできました。自然の壮大さや歴史の深さを感じることができる旅は、私たちに新たな発見と感動を与えてくれます。また訪れたい、そんな思いを胸に次の旅を楽しみにしています。
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