Yokohama TechArtist
問題に対する明確なアプローチ方法を学び、より効果的な解決策を見つけ出すためのガイド。
日常やビジネスシーンで「ちょっと待った！」と問題を指摘するのは、簡単ですが、その問題をどう解決するかをロジカルに考えることは、そう簡単ではありません。でも、心配無用！論理的思考力（ロジカルシンキング）をちょっとずつ鍛えていけば、これが思いのほか役に立つんです。さあ、どうやってそれを身につけるか、一緒に見ていきましょう。
そもそも論理的思考って何？
論理的思考（ロジカルシンキング）とは、問題に対して整理されたアプローチをすることです。「So What？（それが何を意味するの？）」や「Why So？（どうしてそうなるの？）」といった問いを投げかけることで、物事の核心に迫ります。つまり、混乱している情報の海の中で、何が本当に重要で、何から手をつければいいのかを見極めるスキルなんですね。
ブログで脳トレ！ロジカルシンキングの極意とは？ 
論理的思考をマスターしよう！ブログ執筆で頭の筋トレ 「So What？」と「Why So？」でクリアに考える
例えば、プロジェクトでトラブルが起きたとき、「このトラブルがどう影響するのか（So What？）」を問い、次に「このトラブルの原因は何か（Why So？）」を掘り下げるわけです。この2つの問いを使うことで、表面的な解決ではなく、根本から問題を解決できるようになるんです。
「なぜなぜ分析」って何？
「なぜなぜ分析」とは、トヨタ生産方式で有名になった問題解決法の一つで、文字通り「なぜ？」を5回繰り返して問題の根本原因を探ります。なぜなら、一度や二度の「なぜ？」では、表面的な原因しか見えてこないからです。
なぜなぜ分析のコツと落とし穴
この分析法を使う時のポイントは、単に原因を探るだけでなく、それによって何が変わるか、どう改善できるかを考えることです。また、落とし穴としては、問題の原因を人ではなく、プロセスやシステムに求めることが大切です。人を責めるのではなく、問題を起こさない仕組みを作ることが目標なんです。
もっとカジュアルに「思考の型」を理解しよう
「思考の型」というのは、状況に応じてどのような問いを立てるか、ということを整理したものです。主に以下の4つのステップがあります。
- What（何？）:
問題が何であるかを明確にします。具体的な事象について説明するところから始めます。 - Why（なぜ？）:
問題が起きた原因を探ります。深掘りして、根本的な原因までたどります。 - So What（だから何？）:
問題がもたらす影響や、それによって何をすべきかを考えます。 - How（どうする？）:
具体的な解決策や行動計画を立てます。
この順番で問いを立てることで、問題の全体像を捉え、有効な対策を講じることができます。
まとめ：「What」から始め「Why/How」を習慣化しよう
日々の生活や仕事で「What」から始めて、「Why（なぜ？）」と「How（どうする？）」を繰り返すことで、問題解決能力が養われ、より良い決断ができるようになります。また、読書や研修を通じてさまざまな問い方を学ぶことで、自然と問題に対する洞察力も高まります。毎日の小さな疑問から始めて、大きな成功へと繋げていきましょう。
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